【▼美と健康のカラダ解剖学 】股関節の柔軟性とその危険性、骨盤帯の構造

2021 / 07 / 13

 ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。

今日は、股関節のお話。股関節ってすごく興味ある部分。

なぜなら、ダンスでよく使うターンアウトや、開脚、前屈など体の柔軟性の指標としてよくみられやすいからです。(しかしながら、柔軟性をそれだけで判断するのは良くないです。人によって骨格が少しずつ違うので得意不得意の向きや場所があります。例えば、私の友達に新体操の元Jr.日本代表フェアリーがいるのですが、彼女は開脚がめちゃ柔らかいのに、足裏を合わせるあぐらの形はすごく硬かった。なので、私は体が硬いと思わず、誰しも硬い部分はあるので、後天的にも身につけましょう!)

さて、その気になる股関節ですが、まずは構造を見てみましょう!

①Hip socket(骨盤側)に大腿骨頭がおさまっているたちでできています。

②ソケットはした前方の方が浅く、上の方が深い

③ソケットには吸盤のようなものが入っていて、大腿骨頭に吸い付いていて(これは関節を引っ張ると実際に見ることができます)、ソケットから離れないようになっている。

この3点が挙げられます。

次回ひとつずつチェックしていきましょう!