【ワークショップ】分析

2021 / 06 / 19

ワークショップ分析、本日ファシリテートで関わったものを書きます!
ワークショップの組み立てや方法として少しでも参考になればなと思います!

さて、大きな舞台20m四方くらいの場所で、中央にマリンバと打楽器を設置して行った、5歳〜9歳くらいの子たちが15人〜19人参加した1時間のダンスのワークショップ。曲名はリトルマーメードです。テーマは海のダンスを踊ろうです。

大きな流れとして、
【登場→練習→子どもたち発表→講師発表】です。
これは結構使われている雛形です。


楽器を中央に持ってきたのは、生演奏をなるべく近くで体験して欲しかったからです。演奏は振動なので物理的距離大切!(結果としては、内容はもう少し目の前で演奏を聴く迫力を演出できたらよかった)
あとは、会場が広いので、中央にあって狭くなるというのは問題でないからできたな。

リトルマーメードの音楽をカウントに直したものが写真のもの。



⓪★音楽遊び
①前奏→ただ乗るだけで練習なし
②わかめダンス→簡単な振り付け
③サビのヒトデダンス→簡単な振り付け
④釣りダンス→★遊び
⑤サビのヒトデダンス→同じもの
⑥大波ジャンプ→★遊び
⑦(お父さんお母さんを呼んで)★わかめトンネル
⑧ポーズ

という流れ、
ポイントは、★印のところかな。
★音楽遊びは、この音が鳴ったらわかめ、ヒトデ、大波のポーズをする遊びです。これによって全体の流れを覚えてもらう作戦。
実際我々ダンサーも、音楽を聴いてこの動きとやっている(という部分と、そういえば、この動きからのこの動きみたいなのもあるな。音楽関係無しに。うーんこの辺り今度実験してみようかな。即興音楽ならより良いけど楽曲決まってては決まりがかなりむずい。)

★釣り遊びは、講師を魚に見立てて、子どもたちが引っ張るもの。4さいでもこの釣り自体を理解してるのが重要。①②で振り付けをただ覚えるがきたので、動きを覚えなくても良いということと、空間を使いたいというのがあって採用。

★大波ジャンプ遊び、こちらも空間を使いたいということと、とにかくはしゃぎたいかなということで採用。この空間系の踊りは、楽しく尺を稼げます。

★トンネルは、こちらはよく見るものだと思います。親が2列でトンネルを作りその中を子どもたちが走り抜ける。この時に、つついたりするのが楽しかった。


というような感じで、上3つはオリジナルかな。
とにかく覚える作業を減らして“遊んでたらできた“くらいにした作品。

遊び関連で“こんなイメージ”をしていたらいつの間にかできたというものも作りたいな。レッジョエミリアとかそんな感じです。



あとは、結局コミュニケーション力と当日集まる子どもたちの気分で、完成度は85%くらい決まると思っています。
子どもたちを引き出す方法は、現状、こちらからアクションして、途中からすぐに子どもたちの意見を聴いてあげることが重要。この時発信しない子どももいます。(時間が経過すると逆に、発信しない子どもも含めて全体の意見を聴いてあげた方がいいのかな。←本での情報)

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