【▼美と健康のダンス解剖学】収縮してるけど伸びてる筋肉とは?短縮性収縮と伸張性収縮と等尺性収縮のお話

2021 / 09 / 07

 ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。

今回は、伸びているけど縮んでいる筋肉という面白い話!

前回までのおさらいで、筋肉には、

主動筋、拮抗筋、協力筋、安定筋の4つがあると書きました!(覚えていない人は復習してね!)

これらの動きは、3つあると言われています。それは、

短縮性収縮

伸張性収縮

等尺性収縮

です!

出てきました!伸びるけど、収縮!

ここで覚えておきたいのは、収縮=作動しているというイメージです!

一つずつ見ると、

①わかりやすいのは、短くなって収縮する(作動している)短縮性収縮。

これは主動筋、協力筋の二つになります。

皆さんが身体を動かす、関節を動かすときにイメージしている動いている筋肉です!

②伸びながら収縮する(作動している)伸張性収縮は、

拮抗筋になります。主動筋とは、反対側の筋肉ですね!

わかりやすいイメージでは、この時の拮抗筋は、“脱力” しているのではなく、筋肉を少しずつ伸ばしてコントロールしてブレーキの役割をしながら作動しているのです。

③長さが変わらず収縮(作動している)等尺性収縮は、

安定筋です!前回お話しした、足を上げたときの軸足ですね!

軸足は、見た目の動きに変化があるわけではないですが、きちっと作動してますよね!