【▼美と健康のダンス解剖学 】胸の背中の方は膨らむ。肋骨は立体。胸椎で軸をつくる感覚

2021 / 06 / 30

ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。


背骨のお話で、正しいアライメントの確認をしてきました。

今日は、繊細ですがとても大切なお話。

それは胸骨(肋骨全体)についてです。

結論から言うと、普段の姿勢でふとした時、踊る前などに、胸骨の向きを確認してあげてください。胸骨の横から見た正しい角度はこれです。

ほぼほぼまっすぐで、少し下の方が前(少し後継)かなと言うくらい。

背筋を伸ばしてというとこれが後傾してしまいがち。
胸を張って、背中が閉まって死んでいる状態ですね

前々回くらいからお話しているように、胸骨・肋骨・胸椎は一体となっています。

なので、背骨がまっすぐになってしまいます。
写真でもわかるように、背骨って後弯(後ろにカーブ、膨らみがある)してるんですよね
これ踊っているとものすごく重要で、
結論から言うと、第7頚骨から第3、4胸椎あたりまで、後ろに押すような感覚があると外に力が働いて、存在感のようなものが増すんですよね。
立体的に体を使えるのはもちろん、
前への意識は目が前にあるので大丈夫ですが、後ろへの力も感じバランスが取れるので、自分の軸、中心がわかるんですよね。
ぜひお試しあれ。
文章だと伝えづらいのでレッスンもやっているので、一回来ていただければ教えますね!

https://blog.cu-tatsuya.com/schedule

背骨は見えないとことにあるので、この胸骨に意識を向けることが第一歩です。

また、動こうとする時や、ポーズを決める時もこの胸骨の向きを意識してあげましょう。

これには正解がないですが、バレエなどの決まった型では重要になってきます