【▼美と健康のダンス解剖学 】運動神経と身体の大きさ・養老孟司さんと身体の個性

2021 / 06 / 16

ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。

背骨についてのお話。
海外の人は骨格が違うと思いがちですが、国内だけでも骨格が違っています。つまり、国によっての運動能力はあまり関係がない。
ただ人種によって骨格の系統があるためにそこには確率的に運動的な差が生まれてくるかもしれませんが、絶対的ではないということを覚えておきましょ!
そして、その差には共にメリットとデメリットがあります。
私はダンサーとしては体の大きさが中の小くらいのサイズだと思っていますが、そのおかげで上達は早いです。
なぜかと言うと、身長が高い人より小回りが効くので同じテクニックでもコントロールがしやすいからです!
反対に身長の大きな人は、筋肉が必要ですが、それが伴ったときに迫力のある動きが生まれます。

自分の体を知ってあげましょう!

そして、養老孟司さんが素敵なことを言ってたな。

“人間の個性は脳にはない。体にある”

と。私なりの言葉に変換していますが、それがやはりダンスなどの身体表現に現れていると思います。習慣の積み重ねで骨格が変化し、骨格が性格を生み、骨格が変化し、逆も然り。とても面白いと思います!

養老孟司「脳から見た芸術」

https://youtu.be/M6hE7JdsvgE