ダンス振り付けレビュー:チョンソミの「Closer」を語る
こんにちは、本間達也です。今日は最近気になった踊ってみた動画について語りたいと思います。
今回取り上げるのは:チョンソミ「Closer」
今回レビューするのは、チョンソミさんの「Closer」、あの赤い衣装のパフォーマンスビデオです。この振り付けを見た瞬間、「これをやりたい!」と思いました。
まず、この曲について少し。実は「Closer」って、Sean Kingstonが15年ぐらい前にやった曲「Beautiful Girl」のアンサーソングなんですね。馴染みのある方も多いんじゃないでしょうか。
振り付けの魅力:多面性が鍵
いい振り付けの定義って、「色々入ってる」ことだと僕は思うんです。エンターテインメントって、そういうものですよね。
- 美しいフォルム
- リズム感
- 演技的要素
- 感情表現
- フォーメーション
これらが織り込まれているのが素晴らしい振り付けの条件です。
注目ポイント1:指のアクセサリー
まず目を引くのが、指についている「じゃらじゃら」。このアクセサリーに焦点を当てた振り付けになっているんです。撮影中に落としたら大変なことになりますからね(笑)。でも、それを活かした振り付けが本当に素敵。
特に印象的なのが、誰かの腕が画角に入ってきて、それを掴んで電話をかけるような仕草をするシーン。これは一人じゃ再現できない、複数人だからこそできる表現で、「めちゃくちゃいい!」と思いました。
注目ポイント2:「首の角度」が超重要
ここが今回の最大のポイントです。チョンソミさんの首の角度、本当にセンスがあります。
普通だとまっすぐ行くところを、彼女は首を変えている。MVが斜めから撮られているのもあって、この角度調整が絶妙なんです。バックダンサーの方々も一緒に首を斜めに入れていて、とても計算された美しさを感じます。
スタチュー的な美しさ
チョンソミさんには、銅像的・フィギュア的・人形的な美しさがあります。このフォルムの美しさが、やらしくない上品さを醸し出しているんです。ファッションモデルもやっているからか、このスタチュー的な美しさが本当に際立っています。
前半から後半への構成美
前半はゆっくりとした動きから始まって、「ピラピラピラ」とやりながら腰を回してバーンと入ってくる。この構成が情熱的で素晴らしい。
後半になると、「バンバンバン」という早い手の動きが入ってきます。最初の歩いてくる部分も、モデルがランウェイを歩くような雰囲気もありつつ、女王様になった気分になれる振り付け。踊ってて本当に楽しくなります。
TWICEのジヒョとのコラボ動画も必見
ショートに上がっていた、TWICEのリーダー・ジヒョと一緒に踊っている2023年の動画も素晴らしいです。
この動画では、チョンソミさんの多面的な魅力がより際立っています:
- 純粋にダンスや音楽を楽しんでいる表情
- 相手への思いやりのある視線
- 音楽に没頭する集中力
- アーティストらしいクールさ
特に印象的なのが、下を向いて音楽に乗っているシーン。即興的でありながら、ジヒョさんに見られていることも意識している。この両方の感情を同時に感じながら踊っている瞬間が、本当にかっこいいと思いました。
技術の高さと自然な表現力
ジヒョさんが的確にすべてをはめてくるのに対して、チョンソミさんは的確にはめてくる部分と遊んでいる部分が絶妙にバランスされています。ピースしたり、指差したり、手を広げたり。この自由度の高さが、また魅力的なんです。
まとめ
チョンソミさんの「Closer」は、技術的な完成度の高さと自然な表現力、そして計算された美しさが見事に融合した素晴らしい作品でした。特に「首の角度」という細部へのこだわりが、全体のクオリティを押し上げているのが印象的でした。
また面白い動画を見つけたら、ぜひレビューしたいと思います。
下北沢で振り付けレッスンやダンス創作を教えています。また、振り付けや出演、舞台・映像の演出なども承っておりますので、お気軽にお声かけください。


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