【▼美と健康のカラダ解剖学 】股関節の脱臼の原因とは。股関節唇。

2021 / 07 / 14

 ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。

股関節のお話。

前回は、股関節がテクニックの指標としてみられやすいというお話をして、なおかつ股関節は球関節なので多様な動きをすることを簡単にお話しました!

今回は構造について、

①Hip socket(骨盤側)に大腿骨頭がおさまっているたちでできています。

こちらはイメージしやすいと思います。ガンダムを作っているとそのまんまの仕組みでできてます!

②ソケットは下前方の方が浅く、上の方が深い

こちらは、体を支えるためにこのような形になっています。ダンスのような特殊な状況でないと足を高くあげる(深い方向へ曲げづらい)ので浅いところが主な可動域となります。なので、無理に柔軟性を上げようとすると別の弱い何処かに負担がかかってしまいます。

重要なのは、こちら

③ソケットには吸盤(股関節唇)のようなものが入っていて、大腿骨頭に吸い付いていて(これは関節を引っ張ると実際に見ることができます)、ソケットから離れないようになっている。

ソケットと大腿骨とどのように繋がっているかですね!わかりやすく吸盤で例えます。吸盤は壁などにつけるとピタッと圧着(空気を押し出して)くっつきますよね!(不思議!物理の力!理論的には気圧の差でくっついているようです。逆にいううと大気圧が低いところでは吸盤が剥がれてしまします!!)そのような感じで、関節がくっついているのです。みなさま、手の指を軽く引っ張ってみてください。第一関節あたりで少し凹みませんか?これは吸盤が引っ張られてそれを止めようとより吸いついている現象だそうです。

さて、ここで何が最も重要かというと、怪我です!こちらに関しては次回お伝えいたします!