【▼美と健康のダンス解剖学 】腸腰筋が疲れると腰痛の原因に。解決方法。腸腰筋を使って早く走る方法、エイミーカディー

2021 / 07 / 18

 ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。

大腿骨のブロックのお話。

前回は大腿骨には、大転子、小転子があるお話をしました!

ここにくっつく筋肉がとても重要なので紹介します!

大転子には、外旋六筋群(画像1)がくっ付きます!
→ターンアウトなどでものすごく重要!

小転子には、腸腰筋と言われている大腰筋、小腰筋(画像2)がくっ付きます!
→個人的にこの筋肉が疲れると腰痛の原因になることもあります。これは腸腰筋には腰をS字状に維持し直立位(立ち姿勢)を保つ働きがあるため、その筋肉が使えていなくなる(もしくは疲れて固くなってしまう)からです。ます。腸腰筋は、多くの筋肉の中でも唯一重力に抗う抗重力筋です。
歩行・走行時には、足や膝を持ち上げる(股関節の屈曲)働きがあり、下半身が固定されているときには体幹を起こすこともできます。しかし骨盤の向きによって使用できないこともあります。骨盤を立てるのはとても重要なのです。

上記の腰痛の原因ですが、この筋肉をプッシュして緩ませてあげるととても効果的です。腹筋6パックの右側と左側の溝を4本指でプッシュします。(自分のお腹に手を差し込む感じです。)

また、足や膝を持ち上げるための腸腰筋は、骨盤が立っていないと使用できません。なので、骨盤を立ててあげることがとても大切です。
これは自信を高めることにもつながります(自信のポーズ参照エイミーキャディー)

そして、筋肉の両端がどの骨にくっついているか感覚的に記憶しましょう!これを起始停止と言います!

これらの筋肉は、体型や姿勢、そしてダンスにものすごく重要なので次回ご紹介します!