Adobeが考えている、近年のクリエイティブトレンド
面白い統計や見方なので、引用します。
下記引用。
より楽観的で楽しく、遊び心を持ちたいという欲求が、どの業界やブランド、カテゴリーにおいても見られます。一方で、より真正で本物、自分らしくということも含めて、意味のあるつながりを求める傾向も強くなっています
ビジュアルトレンド
Powerfully Playful(パワフルでプレイフル)
「多くのブランド、様々な広告キャンペーンで楽観主義、遊び心といったビジュアルが使われるようになっている。背景には厳しい環境下でも前を向くというクリエイターの強い決意、強固な意志がある」
Prioritize Our Planet(この地球を最優先に)
「昨年も多くの自然災害があったが、環境や気候変動への関心の高まりに、多くのブランドがコミットメントし、連携を示していることが現れている」
The Centered Self(自分自身を中心に)
「長引くコロナ禍に多くの人が疲れ、自分自身に対しても懐疑的な気持ちを持つようになっている。そういった中、メンタルヘルスや心の健全性を保つことに、人々の価値観が移ってきている」
In the Groove(イン・ザ・グルーブ)
「ここで着目しているのは動き。多くのブランドが動画だけでなく静止画でも、ダンスやリズム感といった表現を活用している。動きを通して、見る側は、そこにそれが確かにあることを体感できる」
デザイントレンド
Soft Pop(ソフトポップ)
「デザインにも楽しさや遊び心が求められている。いろんな色が使われていたり、ユニークなキャラクター、モコモコした3Dアニメなどが表現されている」
New Naturalism(ニューナチュラリズム)
「クリーンかつ近代的で、オーガニックな表現。フレッシュかつコンテポラリーなデザイン、スタイルが今、ファッション、美容、ウェルネス、インテリアの各業界で積極的に使われるようになっている」
Otherworldly Visions(別世界のビジョン)
「創造力を駆使した代替リアリティの世界感。SFやメタバースなどイマジネーションを駆使した、夢のような世界が描かれている」
Heritage Craft(受け継がれる手仕事)
「各地域に伝わる文化や芸術を表したような、手作り感のあるイラスト、デザイン。またマキシマルな表現や、ディテールにこだわったテーマがある」
モーショントレンド
Metaverse Mix(メタバース ミックス)
「メタバースがもたらすスタイルや表現が、デジタルの世界から現実の世界に入り込んできている。メタバースそのものがコンセプト化していて、その世界感がコンテンツとして活用されるようになっている」
Dimensional Delights(ディメンショナル ディライト)
「最近は様々なアニメーションを簡単に活用できるようになっていて、それらを使って新しいモーションが数多く作られている。最先端の技術を使って3Dなどハイパーリアリズムを追求しつつも、軽やかで甘美なイメージが見られる」
Copy and Captions(コピーとキャプション)
「テキストによるキャプションやサブタイトルでの表現が広がっている。特にSNSでは音がない、あるいは音をオフにしていても伝わる、ムービーなどが多く作られていて、テキストが重要な役割を果たすようになっている」
Get Moving(ゲット ムービング)
「ダンスやリズムなど動きのある世界感。すべての業界がこうしたモーションに着目している。見る人のエンゲージメントが最も高く、みんなが楽しめるものとして、キャンペーンなどに積極的に活用されている」
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