『CX + EX + PX = HX』とは何か

HXという言葉は抽象度が強いので、捉えづらい。簡単にいうとキャラクターか。イメージリーダーの価値観に共感する人々が集まる宗教みたいな存在。宗教と違うのはなぜか。

宗教は、勤勉に働いて人の労働を奪うのではなく、のちに科学とわれる奇跡があることを知ってそこに祈りを捧げて死を迎えた。科学の発達により祈りを捧げていた対象が奇跡ではないということを知る。そのことにより宗教は衰退していく。科学の発展によりモノが溢れ時間がなくなると、モノにも限界があることや地球にも限界があることを知る。科学も生活と精神を支える基盤としての力がなくなっていく。宗教→科学に代わって次に来るのがSDGs的なキャラクターなのだろう。このキャラクターは奇跡のような未来を科学を内包しながらつくろうとする。宗教が実態のない崇拝だとしたらその点で違うのだろう。

ディズニーだな。
住環境さえ与えれば、もしかしたら給料がなくても働きでは増えるだろう。そんなイメージ力でつくられたディズニーは、まさにCX + EX + PX。このPXが上記の従業員だ。もしくは、キャラクター。

そんなキャラが評価を集めて行ったら、それは評価のために評価を投資する。AppleとSONYの大きな違いがそこである。Appleは音楽を買収しAppleらしいitunesをつくる。映画はピクサーが生まれる。SONYに関しては、SONYが運営する企業となっただけで、今までとなにも変わらない。キャラは、企業の内部までをSDGs的なアート思考で変革をもたらし、それは評価を生む。その先にはAppleユーザーのようなパートナーがいたり→PX、Appleで働きたい→EXPXがいる。

ダンスはSDGs的に素晴らしい媒体である。この肉体があるだけで他はなにもいらない。踊りで描き歌い演じることができる。肉体が躍動するだけで人とのコミュニケーションを得たり、自分の健康の一つのパーツになったり、生きているという表現手段にもなる。そのようなCX+EX+PXを体験できるのがダンスFREEexである。

↓こちらを参照に学びになった。

『CX + EX + PX = HX』という公式で表します」と熊見は人間的なつながりを結び、HXに帰結させることの必要性を説く。

その好例はスターバックスだ。ただコーヒーを提供するだけではなく、アルバイトスタッフを含む従業員一人ひとりが高いレベルの接客を提供する。その中で顧客を含めた全ての人たちにとって特別な空間を創り出す。それがスターバックスというブランドの源泉になっている。