アルビン・トフラー「第三の波の政治」を読んで

2020 / 04 / 19

印象に残っているのは、二つ。

第三の波、情報革命による情報がサービスになるという点。1990年の本なので、現在2020年では、情報はまさに無料に近いものになってきている。岡田斗司夫さんの評価経済社会とともに考えると、(どこかで重複するかもしれないが)情報が余って、時間が余って、モノが足りず(資源や環境)、自分らしくあるという変化の中、現在はどこに向かうのだろう。余分なものは使い、不足は大切にするとかっこいいという価値感は面白い。

もうひとつは、家族の話。産業革命で核家族化←仕事や教育や介護は家にない!になっていく第二波から、情報革命で、時間の余分から大家族化していくか、より家族は多様化していくという話だ。たしかに、SNSで繋がっている人々は、毎日数分で連絡を取り合う家族のようだ。