【▼美と健康のダンス解剖学】協力筋がサポート。主動筋と拮抗筋が緩やかにコントロールできる理由

2021 / 08 / 10

 ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。

今回は、協力筋のお話。

前回の主動筋と似た働きをしている筋肉です。

例えば具体的にいうと、腹筋を使っているときに、腸腰筋もサポート(協力)してくれてます。

イメージとしては、この筋肉も使えると、持続ができたり、表面にある大きな筋肉でなかったりするので、スタイリッシュな体になったりします。

(バレリーナってスタットしてるのに、筋肉がすごいのはこれが理由かな。)

そして、前回の主動筋と拮抗筋の補足です。

これら二つが、縮む側と緩む側になることで、

腕が曲がったりすることは前回お伝えしました。

これはまた、曲げたり動かすスピードを絶妙にコントロールもしています。

つまり、前回はON、OFFという表現をしましたが、収縮と弛緩を合わせた100%のゲージがあって、

収縮90%(主動筋)、弛緩10%(拮抗筋)→ 収縮60%(主動筋)、弛緩40%(拮抗筋)

のように徐々に、変化していくイメージです。

これで、私たちは表現ができているんですね。