【▼美と健康のダンス解剖学 】股関節の可動域は意外と狭い。バットマンやY字バランスで足が上がらない。可動域的にそれが普通です。

2021 / 07 / 20

 ダンステクニックの向上と日々の健康に役立つ情報コーナーです。

今日は可動域のお話し!

皆さな、ストレッチや踊っていて、これ以上いかないと思うことありますよね。

これは、確かに体が硬い=(筋肉が硬くなってる、体の使い方が違う、筋力が足りない)が主な原因だと思いますが、それ以外にもある方向にはそれ以上いかないよという法則が体にはあります。これの事を可動域と言います。つまり可動域の限界値があるという事ですね。

前回は、股関節に6つの動きがあることをお話ししました!

この動きにも、もちろん動きに限界があります。

この限界を超えてストレッチしたり運動するということは、怪我のリスクをとるという事なのでお勧めしません!(お相撲さんで、股割りをしてブチ!という事を聞きますが、これは事実だとしたら怪我ですね。しかしお相撲さんはそれ以上の筋肉をちゃんこ鍋で培っているので、筋肉でサポートしているのだと予想できます。)

さて前回出てきた股関節の可動域を見てみましょう!

【股関節の可動域】

意外と全然動かない(笑)なので、足が上がらないのは普通なんです。

屈曲、0〜130°→つまり、前屈でピタッとくっつかない!

伸展、0〜30°→ほとんど反れない

外転、0〜45°→あれ!?横に脚上がっている人はどうしてる?

内転、0〜30°

外旋、0〜50°→バレエの一番ポジションで180°(90°)開いてる人どうしてるの?

内旋、0〜45°

疑問点が幾つか浮かび上がってくると思います。

これに関して次回お答えしていきましょう!