Shakira & Burna Boy「Dai Dai」のサビ、踊ってみて気づいた”ラテン”の正体
ワールドカップ2026の公式ソング、Shakira & Burna Boyの「Dai Dai」。 このサビ(コーラス)パートを踊ってみたんですが、これがもう、踊っていて本当に面白い。
リフレインパートの解説は別の動画でも話しているので、よかったらそちらも見てみてください。今回はサビのパートで僕が「これがラテンか…!」と感じたところを、じっくり話してみたいと思います。
まずは公式動画を見てほしい
実はこの振り付け、シャキーラのInstagramアカウントに動画が上がっているんです。ぜひ皆さんも見てみてください。
周りで踊っている子たちは、ウガンダの子たちなんですよね。MVにも実際に出ていて、照らし合わせてみたら同じ子たちっぽい。立ち位置はちょっと変わってたりするんですけど、ほぼ同じメンバーでした。
ウガンダってアフリカの国なんですが、この子たちのリズムの取り方が、とにかく面白い。
振り付け自体は、ダンサーからすると比較的シンプルなんです。難しい動きはそんなにない。でも音の取り方がめちゃくちゃ面白くて、踊っていて楽しいんですよね。
面白かったポイント①:音の"作り方"が文化的に違う
まず一番グッときたのが、サビの最初のステップ。
「テッ、テッテッテッ」みたいな、絶妙なリズムで入るところがあるんですけど、ここがもう、レベルが違う。
なんていうか…生きること、空気を吸うこと、とまでは言わないけど、「ご飯食べるときに箸を使う」くらいのナチュラルさで、あの独特な音を体から生み出してるんですよね。リズム感が根本から違う感じがする。
「音を作る」という行為そのものが、文化的にもう違うんだなって思いました。
ワンエンドのカウントで動画を止めてみると、人によって全然動きが違う。ある子なんかは足がビヨーンって伸びてて、バネのある動き。たぶん全身であの音を生み出してるんだろうなって。これがいいんですよ。
面白かったポイント②:胸じゃなくて"腰"で歩く
もう一つ気づいちゃったのが、前進していく動き。
胸と腰と足で前に進んでいく、すごくシンプルな動きなんですけど、よく見ると面白い。
普通、シャキーラって基本的に胸を使う人なんですよ。胸って腰に比べて動かしやすいので、パッと見たときに胸の動きが目立つ。シャキーラ本人もちゃんと腰を動かしてるんですけど、印象としては胸。
ところが、緑色の服を着たウガンダの子を見ていると、胸がほとんど動いてない。腰がめっちゃ前後してるんですよね。
しかもこの、ちょっと斜めの姿勢になって、ブンブンって歩いてくる感じ。顔の角度も最高なんです。
これ、日本人にはないセンスだなって思いました。
実際にウガンダで暮らしてみないと分からないんですけど、たぶん動物がすごく身近にあって、その歩き方を見て真似たり、体の中に自然に取り入れてるんじゃないかなって。完全に僕の推測ですけど、この動きからはすごく動物的なものを感じます。
あと、ブラジルの黄色い服の子の手首の使い方も、いい味出してるんですよね。ああいう手首の動き、日本人はあんまりやらない。でも本当に楽しそうで、見てるこっちも楽しくなる。
シャキーラはまるで女神様
そしてもう一つ言いたいのが、シャキーラが真ん中でマリア様みたいな包容力を放ってること。
歌詞もそうなんですよね。「Feel it, got everything you need」みたいなフレーズ。あなたが必要としてるものは、もう全部あなたが持ってるよ、それを感じて、さあ行こう、っていう。
「Dai Dai」っていうのは「行こう」っていう意味の言葉。つまり、自分がすでに持っているものを感じて進んでいこうぜ、っていう、すごくピースフルな曲なんです。だからこそ、シャキーラが女神様みたいに見える。
気になりすぎて、いろんなライブ映像をYouTubeで漁ってみたんですけど、これだけ激しく踊りながら声が全然ブレない。体力も本当にすごい。日本に来たらほぼ絶対見に行くし、海外でもタイミングが合えば見てみたいなって思いました。
しかも調べたら49歳なんですよ。自分が大学生くらいの頃からずっとシャキーラがいた気がしてて、結構なキャリアだよなって思ってたところでのこのパフォーマンス。これはもう、すごいとしか言えない。
細かいけど面白い小ネタ
サビの後半、女子高生が本を見るみたいな、こういう仕草をするパートがあるんですけど、ここ、他の動画を見ると分かるんですが、ウガンダの子たちは踊ってないんですよね。
実はここ、子供たちのパートじゃなくて、ヘディングのあとの大人のパートなんです。たぶんウガンダの子たちは振り付けを知らなかったんじゃないかな。でも一緒に踊ってくれてて、ちょっと踊れてる感じがまたいい。
シャキーラの衣装も軍服みたいでかっこいいんですよね。あのノーマルな感じがすごくいい。
チューターとしての結論
最後に、踊る人へのアドバイス。
サビで一番大事なのは、最初の比較的難しめのステップのリズムの取り方。ここを掴めるかどうか。
そして前進してくる動きのときは、腰を動かして、ちょっと前傾になる。ゴリラが歩くときって、お尻を引くんじゃなくて、背骨を反らせて歩いてくるんですよね。あの動物的な感じ。
チューターとしては、みんなに踊ってもらいたいので、動画では胸を動かす方向で踊っています。でも実際は、腰を動かす方がウガンダの子たちっぽくて面白いんですよね。余裕が出てきたら、ぜひ腰で歩く感じも試してみてください。
というわけで、今回は「Dai Dai」のサビパートについてでした。
面白いなって思ったら、チャンネル登録・いいねボタンよろしくお願いします!
では。


ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません